イジワル副社長はウブな秘書を堪能したい
「もう、何でそうなるんですか!このエロじじい!」
桃華はボンと俺の胸を叩いて抱擁を解くと、顔を真っ赤にして逃げるようにして出て行く。
「俺に面と向かってエロじじいなんて言えるのは、世界中どこ探しても桃華だけだよ」
そんな桃華の背中に向かってクスッと笑いながら俺は告げた。
そんな彼女と入れ替わるようにしてルクエ滞在中は俺の護衛をしているレオンが入ってくる。
「チャーミングな方ですね。未来の大公妃ですか?」
「それは神のみぞ知るだよ、レオン」
俺は悪戯っぽく笑ってみせる。
「ですが、大事な女性なのでしょう?雪山での救助の話はもう有名ですよ。国民みんなが知っています」
誰が情報をリークしたのか、俺が桃華を雪山で助けたというニュースが世界を駆け巡った。
ギスランが亡くなった事もあってルクエが注目され、桃華はすっかり時の人だ。
桃華はボンと俺の胸を叩いて抱擁を解くと、顔を真っ赤にして逃げるようにして出て行く。
「俺に面と向かってエロじじいなんて言えるのは、世界中どこ探しても桃華だけだよ」
そんな桃華の背中に向かってクスッと笑いながら俺は告げた。
そんな彼女と入れ替わるようにしてルクエ滞在中は俺の護衛をしているレオンが入ってくる。
「チャーミングな方ですね。未来の大公妃ですか?」
「それは神のみぞ知るだよ、レオン」
俺は悪戯っぽく笑ってみせる。
「ですが、大事な女性なのでしょう?雪山での救助の話はもう有名ですよ。国民みんなが知っています」
誰が情報をリークしたのか、俺が桃華を雪山で助けたというニュースが世界を駆け巡った。
ギスランが亡くなった事もあってルクエが注目され、桃華はすっかり時の人だ。