続♡プリンセス☆ロード
「姉さんは姉さんです!あ、ね、さん!」
「…まぁ、いいや…」
「で、どうなさったんで?」
なんだか、異様にテンションの高い悪魔だ。
似非関西弁がそう思わせているんだろうか。
「…ロイドに、会いたくて…」
「ロイドさまでっか?今はあいにく外出しとるんですわ。でも、夜には戻ると思いまっせ?」
「待ってても…いい?」
「そんなん、大歓迎でんがな!」
その悪魔は、そう言って張り切って私を城まで案内してくれた。
城は、不気味さがなくなり活気が溢れていた。
あの戦いの後、初めて来た。
こんなに変わったんだ。
「ロイドさまが、必死に建て直された城です。ワイらは、一生ロイドさまについて行こうと心にちこうとるんです」
「そう…」
とっても、みんなに慕われる魔王さまになってるんだね。
早くロイドに会いたい。
私は、案内されるまま城の中にはいる。
城の中も、私が知っている以前の城とは全く違っていた。
あちこちで悪魔が行き交い、みんな生き生きとしている。
人間である私にも、皆挨拶をしてくれて、なんだか不思議だ。
変わっていくこと。
悪いことばかりじゃないよね。