幽霊になった彼
春騎に逢いたい
毎日逢ってるのに、こんなに愛しい人
付き合いだしてからずっと私に対する愛情は温かく優しいもので…
喧嘩もあったけど、
その日に自然と仲直り
暗黙の了解
PM.6:50
私は店を出た
噴水の辺りをウロウロする
春騎の姿を探す
すると春騎が走ってくるのが見えた
私に気付いたのか、大きく手を振っている
勿論私も振り返しながら、春騎の方へ走り寄る
まるで、遠距離恋愛でもしているかのように
『ハァハァ…ゴメン!ギリギリセーフ?!』
私は腕時計を見る
6:59
『セーフ///』
春騎は私の頭を自分の胸に押し込ませ
『逢いたかった…』
と、ぼそっと春騎が言った
いつもしてくれる事
毎日してる事
なのに毎日がされると嬉しくて。
こんなに幸せでいいのかな…と不安に思う
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