悲しみの先に見える一つの光
不登校になってからは
親に何があったの?と聞かれていたが
今となっては話せる時になったら
話しなさいと言ってくれている。

私の親はちょうど私くらいの時に
イジメにあっていて不登校になりそうになっていたことがあったらしく。

私をあまり責めなかった。
私にとってはとてもありがたかった。

だけど友達の尚美は
どーしてこないの⁉︎
こない理由教えて!
などと私をほっといてくれない。

理由を話したが
尚美はそんなの大丈夫だって!
だからおいでよ!などと言ってくる。

尚美は私の気持ちが分からないから
そうやって言えるんだろうな。
私はその時思った。

『やっぱり私に味方なんていないんだ』

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