花火
「なぁ、花火ぃー」
いつものように机に上半身をあずけて寝ているとりゅうせいがもたれてきた。
「んん、なにぃおもい」
寝起きが悪い私は少し強めと口調でかえした。
「B組の愛羅ってしってる?」
「愛羅?あぁ、やけに気入ったギャルでしょ?それがどうしたの?」
「あいつがさぁ……」
「なによ」
「付き合ってくれだって」
「ふふっ」
「なんだよ」
「これまた物好きがいるもんだなあっと。いんじゃない?付き合えば」
「はぁ?お前いいの?俺あいつのになっちゃうんだよ?」
「何気持ち悪いこといってんの、私のでもないしー、あ!けどエイズとかやめてよー」
「お前なぁ、んー、もういい!」
「あぁ、そうですかぁー、あ!あと今日もおくってよー」
「口の悪いお嬢ちゃんは送ってあげまへん」
「へー、仁にゆうもん」
「おま、それは反則!わーたよ!おくりゃーいんだろ?おくりゃー。だから仁さんにはゆうなよ?」
「さすが!流星くん♡だいすきよ♡」
「ほんと調子いいよな」
流星は頬を膨らせながら話していた。
その日の放課後流星は愛羅の告白に返事をし、一緒に帰ろうとねだられたそうだが勿論わたしが先約のため断ったそう。
かなり不服そうだったらしいけどね。
リビングでタバコをふかしていると流星はイライラしながら携帯とにらめっこしていた。
「なに、さっきから」
「愛羅だよ、まだ2ヶ月しかたってねーってのに重くてしょうがねぇんだよ」
「わかれちゃえば?」
「すんなり了承してくれんならいんだけどな。いっそのことあいつ浮気でもしてくんねぇかなあ」
「あんたもずるいよね」
「ふっ、そう?」
「ほめてないから」
学校でも友達は少しヤンチャなやつらしかいない私にとって流星はありがたい存在だった。
いつものように机に上半身をあずけて寝ているとりゅうせいがもたれてきた。
「んん、なにぃおもい」
寝起きが悪い私は少し強めと口調でかえした。
「B組の愛羅ってしってる?」
「愛羅?あぁ、やけに気入ったギャルでしょ?それがどうしたの?」
「あいつがさぁ……」
「なによ」
「付き合ってくれだって」
「ふふっ」
「なんだよ」
「これまた物好きがいるもんだなあっと。いんじゃない?付き合えば」
「はぁ?お前いいの?俺あいつのになっちゃうんだよ?」
「何気持ち悪いこといってんの、私のでもないしー、あ!けどエイズとかやめてよー」
「お前なぁ、んー、もういい!」
「あぁ、そうですかぁー、あ!あと今日もおくってよー」
「口の悪いお嬢ちゃんは送ってあげまへん」
「へー、仁にゆうもん」
「おま、それは反則!わーたよ!おくりゃーいんだろ?おくりゃー。だから仁さんにはゆうなよ?」
「さすが!流星くん♡だいすきよ♡」
「ほんと調子いいよな」
流星は頬を膨らせながら話していた。
その日の放課後流星は愛羅の告白に返事をし、一緒に帰ろうとねだられたそうだが勿論わたしが先約のため断ったそう。
かなり不服そうだったらしいけどね。
リビングでタバコをふかしていると流星はイライラしながら携帯とにらめっこしていた。
「なに、さっきから」
「愛羅だよ、まだ2ヶ月しかたってねーってのに重くてしょうがねぇんだよ」
「わかれちゃえば?」
「すんなり了承してくれんならいんだけどな。いっそのことあいつ浮気でもしてくんねぇかなあ」
「あんたもずるいよね」
「ふっ、そう?」
「ほめてないから」
学校でも友達は少しヤンチャなやつらしかいない私にとって流星はありがたい存在だった。