龍乃一味のカオスな学園生活
「琥珀ちゃんっ、今日は寄せ鍋にしようと思うのですっ、お魚もお野菜もバランスよくとれて、奥様の偏りがちな栄養も補えるとさくらは思うのですっ」

「……」

何故さくらは、琴月家の僕に夕城宗家の夕食メニューを報告するのだろう。

琥珀、首を傾げる事しきり。

最近さくらは、やたらと琥珀にくっついて来るようになった。

夕映を受け取ってもらえた事で、友人として認めてもらえたと考えているのか。

しかし転校してきて幾らも経たないうちに、もう親友(マブ)の顔されるのは迷惑というかウザイというか。

ドライな琥珀はあんまりベタベタするのは好きではないのだ。

仕方がないので、刹那辺りにさくらを押し付けようとするが。

「はいはい軟弱論外指南役殿は風紀委員の見回り行ってすぐに行ってさっさと行って何ならもう帰ってこないで琥珀ちゃんに近づいてこないで鬱陶しい消えて」

とても刹那に懐きそうな雰囲気ではないさくら。

刹那の額に、青筋が浮かぶ浮かぶ。

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