龍乃一味のカオスな学園生活
「あなたのお名前何てーのっ♪Say!」

リズムに乗って名前を聞き出そうとする龍乃。

「あっ、えっ?た、橘 ノエルと申しますっ♪」

それにノッてくれるノエル。

お前いい奴だな、流石拓ちゃんの息子。

「じゃ、あなたの名前は何てーのっ♪Say!」

同じ方法で亜鳥の名前も聞き出そうとするが。

「何で私がアンタに名前教えなきゃなんない訳?」

腕を組んだまま、亜鳥はジト目で龍乃を見る。

「…ま、いいやな♪えっと、橘 ノエルが副会長で、黒い羽の女の子が書記っ…と」

勝手にメモに書き込む龍乃。

他人の都合は全く聞かない。

これ、丹下流。

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