龍乃一味のカオスな学園生活
「刹那君、入れてくれないの?」

部屋の前で上目遣いに刹那を見る琥珀。

「あ、ああ…失礼しました。どうぞ」

琥珀を室内に招き入れる刹那。

ドアは開けたまま。

「寒いじゃん、閉めようよ」

琥珀がパタンとドアを閉める。

「お嬢様、年頃の男女二人きりです。閉め切らずにドアは開けておいた方が…」

「12月だよ?閉めて当然でしょ」

12月なのにYシャツ一枚なのも当然なんですか…。

色々ツッコミたい刹那。

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