龍乃一味のカオスな学園生活
「母上」

冷酷な声が、背後から聞こえる。

振り向けば、かつての全盛期の完璧超人と生き写しの『究極超人』の姿。

目が据わっている…。

「いつまで喚き散らしているアルか。いい加減にしろアル」

「は、はい…」

酔いが冷めたのか、シオシオと大人しくなる龍娘。

「成人して、一緒に飲んでから初めて知ったのだがな」

瑠璃が呟く。

「鬼龍は龍娘殿より酒が強いのだ」

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