龍乃一味のカオスな学園生活
流石死神の父親譲りの知識。

これまで知らなかった正月の風習の意味を知り、ある種ドン引きな龍乃一味。

「うわ、ショック…お餅好きなのに…」

琥珀が閉口気味になる。

「正月は死霊が街の中を徘徊しているって…」

「年明け直ぐに初詣とか行くの、怖くなっちゃいますね…」

ノエルとセレナが顔を合わせて言う。

「ま、私は別に何ともないけどね。元々そのオカルト側の住人だし」

亜鳥が少し悪戯っぽく笑う。

「物知りだけど、ちょっと怖いね…冬樹君の話…」

花が表情を硬くして冬樹の顔を見る。

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