龍乃一味のカオスな学園生活
そこへ。

「七星先生、すず」

現・夕城奥方の鬼龍が歩み寄ってくる。

「もう明日は大晦日アル、お節やら年越し蕎麦の買い出しに行っておきたいアルが…あ、年越し蕎麦がいいアルか?年越しラーメンがいいアルか?」

「年越しラーメンってあるんだ…」

鬼龍の発言に胡乱な目をする七星。

「そんなのあるんなら、一度食べてみたいの」

すずがクスクス笑う。

「母上はたまに年末に中華麺で年越し蕎麦作っていたアル。でも瑠璃は和食党アルからな…やっぱり普通に和蕎麦にしておくアル」

苦笑いする鬼龍。

更にそこへ。

「あれぇ、何の相談ですかぁ?」

夕城の大奥様、夕城 こはくが話に入る。

年越し蕎麦とお節の相談。

御婦人方の話は尽きない。

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