龍乃一味のカオスな学園生活
「あ!」

ノエルの方も思い出して慌てる。

「べ、別に変な意味じゃないんだ!ただ純粋に火傷しちゃ大変だと思ったから!」

「う、うんうんっ、わかってるよノエルっち」

「ほ、本当なんだよ龍乃さんっ、あの時の事はさっきの話するまですっかり忘れてたし、誕生日にもらったのだってクローゼットの奥の奥に仕舞い込んで…」

「…………誕生日にもらったの?」

「…………あー…………」

ノエル、冷や汗ダラダラ。

二人のやり取りを見ながら。

「誕生日にもらったのって何だ」

「誕生日にもらったのって何だ」

「クローゼットに仕舞い込んだのって何アルか」

龍娘、虎次郎、鬼龍が追い打ちをかける。

ノエル、やっちまったな。

「そういえば…」

龍乃は耳まで赤くなる。

「クリスマス前後に、アタイの苺パンツが一枚無くなってたんだけど…」

ああ、新鮮もぎたて苺だったね(ゲス顔)

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