龍乃一味のカオスな学園生活
とはいえ、お節ももうないし、餅は正月の間に散々食べてもう飽きた。

となると、普段通りの食事になる。

「お刺身とかもうないのかぁ、毎日鰤のお刺身食べたかったなぁ」

そんなもん、理事長だって食べたいです。

冷蔵庫を開けながら、龍乃は物色を始める。

肉や魚はあるものの、冷凍してあってすぐには使えない。

龍乃の燃料枯渇は死活問題なのだ。

今すぐ何か口に入れなければならないのだ。

その点、刺身はよかったのに。

料理しなくてもすぐ食べられたのに。

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