続・迷惑なイケメンに好かれました。



写真で見るだけで大人っぽくなってたし、実物はもっとカッコ良くなってるんだろうな。

そう考えるだけで思わず頬が緩む。


やっぱり海は凄いや。

こうやって考えてるだけで幸せな気持ちになれる。




「ねー、誰待ってんの?」




なんて浮かれてたら、突然声をかけられた。

視線を向ければ、海と同じ制服を身にまとった男子二人組。


……ナンパ、かな。

嘘くさい笑みを浮かべながら私を眺めてる。





「貴方たちに答える必要なんて、ありますか?」




あいにく私は貴方たちなんかに構ってる暇なんてないんです。

さっさと諦めて他を当たってください。








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