タクティスに染まる頃
「まだわかんねぇよ。
俊貴かもしれねーし,悠人さんかもしれねーし…」

俊貴の目線の先にいるのは…悠人さんだった。

「多分,いつもの決め方だよな」

急に,小さくなる祥平さん達の声。

「タイマンか…」

そんな言葉が聞こえてきた。

“タイマン”それは,一対一で殴り合う事。
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