いたって普通の恋愛話


「へっ⁉︎」



独り言を言ったつもりなのに、なぜか返事が、帰ってくる。



私は目にも止まらぬ速さで、後ろを向いた。




「迷ってるんでしょ〜?俺が決めてあげる!」



そこにはミルクティー色の髪をゆるくウェーブさせ、少し長めの髪を、ゴムでチョコっとくくった、見るからにキャラの濃い男の人。



甘い顔立ちで、167cmある私からしても、見上げるぐらい高い。


雰囲気くらして、大学生ってところか。


一見チャラそーなのに、深緑のエプロンが似合っていた。

定員さんだろうか?



「えっ、いや、大丈夫です!じぶんで「大丈夫大丈夫!俺けっこうセンスいいんだ〜」いや、人の話聞いてください。」




ちょっと雰囲気で思ったけど、この人めんどくさー!!




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