狂気の王と永遠の愛(接吻)を 【第一部 センスイ編収録版】

ⅩⅩ―ⅸ 現れた精霊王・エクシスⅣ


キュリオの心に共鳴し、銀色の光が流星のごとく彼の手中に次々と集まってくる。


その力に吸い寄せられるようにあたりには地鳴りが響き、爆風がキュリオの周りを瞬く間に包み込んでいく―――



―――次の瞬間…






―――――ドォンッ!!―






とてつもない重力が彼の手に圧(の)し掛かると…
手ごたえを感じたキュリオは勢いよく手を握りしめ振り下ろす―――




―――銀色の聖なる光があたり一面を照らし…堂々たるその姿を現したのは彼にしか扱えぬ紛れもない悠久の王の神剣だった―――




キュリオは祈りを込めて神剣を掲げる。









(―――頼むエクシス…応えてくれ…)







巨大な光の柱が精霊の国の中心で立ちあがった―――







己の存在を知らしめるような五大国・第二位、悠久の王・キュリオのオーラ。















目がくらむようなその眩(まばゆ)い輝きに…遥か遠くで瞳を閉じていた金の髪の青年はゆっくり目を開いた―――…





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