狂気の王と永遠の愛(接吻)を 【第一部 センスイ編収録版】

キュリオの後悔

「…私は後悔している…」


「…お父様?」


「もう城の中でさえ安心出来ない」


「シ、シュウが来てしまったから…ですか?」


「……」


キュリオは答えない。しかし原因はもちろん自分にあるのだから責任を感じてしまうアオイ。

ひた隠しにしていたアランの身分、アオイとの関係が明るみになってしまえば学園生活を送るなど夢のまた夢の話なのだ。


(お父様は最初から反対していたんだもの…きっとこういうことが予想出来ていたんだわ)


「ごめんなさいお父様、私至らないことばかりで…」


(もう少し注意しないと…また同じことの繰り返しになってしまう)


「…自覚はあるんだね?」


「…はい…」


申し訳なさそうにアオイが頷くとわずかに目元を緩ませたキュリオだったが…




「…カイの事も?」




突如、空色の瞳が鋭さを増した。


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