大好き以上になった場合
こんな時にいうのは卑怯だと思う。
だけど、今日言わなければ、芽衣は本当に死んでしまうかもしれない。
俺は芽衣を抱きしめた。
「芽衣、ごめん。」
「奏ちゃんは悪くないよ。全部私が悪いの。」
「それでも、ごめん。」
一旦離して俺は芽衣と向き合った。
「辛い時一緒に入れなくてごめん。これからは、俺がお前を支える。俺は芽衣が好きだ。俺がお前を愛してあげるから、もう、こんな事しないでくれ。」
芽衣はまた涙をこぼし始めた。
その涙は頬を伝って俺の手にも落ちてきた。
たった1年しか経ってないのに、沢山の罪を抱えさせてしまった。
好きなのに、芽衣が辛い時一緒に入れなかった。幼馴染なのに、なにも知らなかった。
芽衣は少しだけ微笑んで、俺を見た。
「嬉しい。本当は小さい頃から奏ちゃんの事好きだった。奏ちゃんに一番愛して欲しかった。」
「俺たち、両思いだったんだな…。もっと早くに言えば…。」
「でも、ミサが…。」