大好き以上になった場合


「芽衣は…OKしたの?」

「………した。だから、連とミサに今日伝えようと思っていた。」

「そ、そっか。2人は幼馴染だもんね、あ、あたしの入る隙なんてないもんね…。」

「ミサ…。」

「ご、ごめん。報告ありがとう。そして、おめでとう!あたしの事は気にしないで。幸せにね!」

「あぁ、ありがとう。」


そこで電源を切った。




ミサは明らかに泣くのを我慢している様子だった。

胸が痛む。ズキズキと体全身が悲鳴を上げたようだ。

それでも、俺は芽衣を愛するって決めたから、今の電話の事を次に芽衣に伝えようと、ラインを開いた。

すると、そこには42件の未読メッセージが溜まっている。

―――なんだこれ?

全て芽衣から送られて来たものだが、5分置きにラインを送っていたようだった。


めい
こわい、奏ちゃん早くバイト終わって
PM5:27

めい
まだ終わらないの?
奏ちゃん居ないから辛くて死にそう。
PM6:02

めい
ねぇ、みて。綺麗。
PM6:15

めい
【画像:リストカットした右腕】
PM6:16

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