妖怪だらけの飼育部×天然美少女
「ま、まぁまぁ…私は気にしてないので」
「奈央自身が気にしていなくても、女の子に言っては駄目なことは教えないと駄目だからね」
ニコッと笑ってそう言う雅也さんが優しい笑みではなくて、怖い笑顔になっているのでそこは兄弟だなって思ってしまう。
ただ、火狐自身は普段から気を付けているみたいだし、部外者が居たからビックリしてつい言ってしまっただけなのだろう。
「それは大事だと思うんですけど、凄い反省してるみたいですし…」
「奈央がそこまで言うなら…」
苦笑しながら、説得すると雅也さんは耳を垂らした。
うーん…何だこの構図。
女子1人の向かい側で男性2人が耳を垂らして、しょんぼりしてるなんて誰が想像するんだろうか。
誰も想像出来ないだろう、私も想像してない。
気まずいの一言しか頭に出てこない為、火狐に話しかける。
「えっと、火狐くん?だっけ」
「…呼び捨てで良い、なんなら霊珠で良い」
「わ、わかった、霊珠はここの部員なの?」
「あぁ、雅也先輩と勇斗先輩にひろ…勧誘されて入部してる」
今、拾われたって言いかけたよね。
犬と兎に拾われた狐…。
やっぱり想像出来ない事ばかり起きるな、ここ。
そう思いながらも他愛のない雑談をして、距離を縮める。
「…あ、もうこんな時間なので帰りますね」
「じゃあ俺が…」
「雅也と霊珠、ちょっと良いか…って、中沢も居たのか」
雅也さんが何か言いかけていると、2人が座っているソファーの後ろにあるドアから玖狼先輩が顔を覗かせた。
体育祭の時とは違い、眼鏡姿だったので一瞬誰だか分からなかったけど…玖狼先輩の鋭い眼光に眼鏡って似合うんだな。
そんな事をふと思って、この飼育部は全員顔が整っている事に今更ながら気付いた。
「わかった、今行くよ…じゃあまたね」
「あ、はい!また」
「気を付けて帰れよ」
「うん、またね」
奥のドアに入っていく2人を見送って、私は飼育部の部室を後にした。
「奈央自身が気にしていなくても、女の子に言っては駄目なことは教えないと駄目だからね」
ニコッと笑ってそう言う雅也さんが優しい笑みではなくて、怖い笑顔になっているのでそこは兄弟だなって思ってしまう。
ただ、火狐自身は普段から気を付けているみたいだし、部外者が居たからビックリしてつい言ってしまっただけなのだろう。
「それは大事だと思うんですけど、凄い反省してるみたいですし…」
「奈央がそこまで言うなら…」
苦笑しながら、説得すると雅也さんは耳を垂らした。
うーん…何だこの構図。
女子1人の向かい側で男性2人が耳を垂らして、しょんぼりしてるなんて誰が想像するんだろうか。
誰も想像出来ないだろう、私も想像してない。
気まずいの一言しか頭に出てこない為、火狐に話しかける。
「えっと、火狐くん?だっけ」
「…呼び捨てで良い、なんなら霊珠で良い」
「わ、わかった、霊珠はここの部員なの?」
「あぁ、雅也先輩と勇斗先輩にひろ…勧誘されて入部してる」
今、拾われたって言いかけたよね。
犬と兎に拾われた狐…。
やっぱり想像出来ない事ばかり起きるな、ここ。
そう思いながらも他愛のない雑談をして、距離を縮める。
「…あ、もうこんな時間なので帰りますね」
「じゃあ俺が…」
「雅也と霊珠、ちょっと良いか…って、中沢も居たのか」
雅也さんが何か言いかけていると、2人が座っているソファーの後ろにあるドアから玖狼先輩が顔を覗かせた。
体育祭の時とは違い、眼鏡姿だったので一瞬誰だか分からなかったけど…玖狼先輩の鋭い眼光に眼鏡って似合うんだな。
そんな事をふと思って、この飼育部は全員顔が整っている事に今更ながら気付いた。
「わかった、今行くよ…じゃあまたね」
「あ、はい!また」
「気を付けて帰れよ」
「うん、またね」
奥のドアに入っていく2人を見送って、私は飼育部の部室を後にした。

