妖怪だらけの飼育部×天然美少女
「っ、すんませんっ!!遅れました!!…って、お前誰だ」
勢い良く開いたのに無事なドアの前に立っている、その人に目を向ける。
走って来たのか息が上がっているその人は勇斗先輩よりも幼さが残っているが、整っている顔立ちである。
焦げ茶色の少し大きな瞳に、狐のような吊り目。
「霊珠、ドアを開ける時は静かに開けようね」
「あ、すんません…てか、こいつは?」
「霊珠と同じ1年生の中沢奈央だよ、クラスは…」
私の代わりに紹介してくれた雅也さんが少し困ったような表情をして、私をチラッと見た。
「E組です」
「霊珠も自己紹介して」
「…火狐 霊珠、1年B組」
渋々なのか、警戒しているのか睨み気味に見てくる火狐。
そんな視線には慣れているので、会釈して雅也さんが用意してくれたロイヤルミルクティーを一口飲む。
少し温かくて落ち着く味だ。
「雅也先輩、なんで…」
「この子は良いの、俺と勇斗の大事な幼馴染だから」
私と対面にあるソファーに足を組んで、優雅に座っている雅也さん。
私の座っているソファーと雅也さんの座っているソファーの間に置かれている椅子に渋々と言ったように、座る火狐。
…なんだろう。
少し気まずいというか、訳の分からない構図になっている気がする。
「名前聞いた事あるなとは思ってたんですけど、こいつが…」
「…まぁ有名ではあるからね、そして女の子に向かってこいつとか言わないよ」
「う…すみません」
笑っているのに何処か怖いのは兄弟だと思ってしまう。
少し青い顔をしている火狐に少し同情してしまう。
犬の先輩と狐の同級生。
動物的にはどちらが強いのかは分からないが、私の対面のソファーに優雅に足を組んで座っている雅也先輩の隣に耳を垂れさせている火狐。
勢い良く開いたのに無事なドアの前に立っている、その人に目を向ける。
走って来たのか息が上がっているその人は勇斗先輩よりも幼さが残っているが、整っている顔立ちである。
焦げ茶色の少し大きな瞳に、狐のような吊り目。
「霊珠、ドアを開ける時は静かに開けようね」
「あ、すんません…てか、こいつは?」
「霊珠と同じ1年生の中沢奈央だよ、クラスは…」
私の代わりに紹介してくれた雅也さんが少し困ったような表情をして、私をチラッと見た。
「E組です」
「霊珠も自己紹介して」
「…火狐 霊珠、1年B組」
渋々なのか、警戒しているのか睨み気味に見てくる火狐。
そんな視線には慣れているので、会釈して雅也さんが用意してくれたロイヤルミルクティーを一口飲む。
少し温かくて落ち着く味だ。
「雅也先輩、なんで…」
「この子は良いの、俺と勇斗の大事な幼馴染だから」
私と対面にあるソファーに足を組んで、優雅に座っている雅也さん。
私の座っているソファーと雅也さんの座っているソファーの間に置かれている椅子に渋々と言ったように、座る火狐。
…なんだろう。
少し気まずいというか、訳の分からない構図になっている気がする。
「名前聞いた事あるなとは思ってたんですけど、こいつが…」
「…まぁ有名ではあるからね、そして女の子に向かってこいつとか言わないよ」
「う…すみません」
笑っているのに何処か怖いのは兄弟だと思ってしまう。
少し青い顔をしている火狐に少し同情してしまう。
犬の先輩と狐の同級生。
動物的にはどちらが強いのかは分からないが、私の対面のソファーに優雅に足を組んで座っている雅也先輩の隣に耳を垂れさせている火狐。