ホストNo.1男子と甘い同居生活。



電車に乗って、4時間ほど。


今回は京都に行くことに。

「でもさー、来年俺等修学旅行で行くじゃんかよぉ」



「こら!大地っ!!」

「あ。やべ、ごめんな。あゆみ」

「…そのいらない気遣いが余計に、あゆみを辛くさせるだろ」

「いてっ…」


そらのげんこつを一発、くらっている大地。

そっか。

皆、来年があるんだ…。


今は9月。

生きれたとしても、12月まで…。


そらの誕生日は、11月。

結婚して…すぐにお別れ…。



「あゆみ…??」

「何でもないよ」


笑みを見せると、夕美は一安心した顔だった。

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