だって好きだから(短編)
しばらく後ろからのキスを繰り返す。
背中だけじゃなく首も耳も
首筋を舐め上げると
「ひぇっ…!」
なんて、色っぽくない声をあげるからやっぱりミナだなって安心して心の中で笑う。
「ミナ、こっち向いて?」
俺の要求にしぶしぶだったが、
従ってくれたミナは体育座りのまま俺と向き合う
「ははっ!顔も真っ赤だ」
背中よりももっと赤い顔で、笑う俺を睨みつけるミナだが、その瞳は潤んでいてまったく怖くないし、小動物みたいにかわいい。
「ミナ、ごめんね。」