嗚呼っ、美しきイケ麺’sよ!
「ん?」
「おい、何してんだよ、てめえ」
「やな予感・・・」
「右に同じですね・・・」
パシャッ!
「ぐぁっ!」
「ウッソ!」
「やべえ!」
「マジか!」
写真を撮るときの音にビビったとんこつは変な声を上げ、しょうゆは大きく目を見開いた。みそは叫び担担麺の手にあるケータイを奪おうと奮闘し、しおはいつも使わない言葉を発してしまった自分の口を押えた。
「てめ・・・!ケータイ、貸せ!」
「あははー。やだよ~」
担担麺は大きく手を上にあげ、左右にケータイを持つ手を振っている。
身長差的に無理だと判断したのか、みそは諦めたように肩を落とし、三人の元へ戻って行った。
「だいじょぶだいじょぶ~。悪用なんかしないよ。決して、出会い系サイトになんか、登録しないからぁ~」
あっはは~と笑った担担麺を信じる者は、この場にはいない。
「信じられん・・・」
「ですね」
「ま、いいや」
「みそ?!まぁいいの?!」
「さぁて・・・」
ペロリと舌なめずりをした担担麺は、騒ぐ四人を連れ、校庭へ出た。