眼鏡の下のキミ
「分かりましたよ。一度だけですよ?」



私は渋々と了解した。



「ありがとう!!じゃあこれ家の地図よ♪」



あの早川君の家に行かなければならなく、テンションが低い私と裏腹に先生はとてもたのしそうだ。



はぁ………。



何でクラス委員なんて立候補しちゃったんだろう。



もっと楽しい感じかと思ったのに。



「先生、成績絶対上げてくださいよ!」



「分かってるわよ~」



成績の為だし行くしかないか。



乗り気ではないけど、私は学校を出て早川君の家に向かった。
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