眼鏡の下のキミ
私は早川君の家までの道のりをとぼとぼと歩く。



まず家にいるのかなぁ……



学校さぼって友達と遊んだりしてるイメージだから。



いなかったらポストにプリントと手紙入れて帰ってくればいいよね!



いなければ早川君と話さなくて済むのか……



絶対にいませんように!!



先生からもらった地図の通りに歩いていくと目の前には大きな一軒家があった。



一人でマンションとかに住んでるのかと思ってたから良かった。




ピンポーン



恐る恐るチャイムを鳴らしてみた。



「はぁーい!」



お、女の人の声だ!



どうしよう彼女とかかな……

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