幼なじみはクールボーイ
勝手に部屋入れないでよね…

こっちは髪も梳かしてないっていうのに!

「そ、そう」

「うん」

そこでガチャ、と玄関の開く音。

「帰ってきたみたいだな。
じゃあ俺帰る。早く治せよ」

悠はそう言うと部屋から出て行った。

私はふう、とため息。

ママったら…

私はそのままもう一度目を閉じた。
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