無声な私。無表情の君。
廊下を歩いて、丁度曲がり角の場所。大きな模造紙が廊下の壁の一部を占領していた。タイトルは《あなたのオススメの本》だと。そう言えば、図書委員がアンケート配ってたな。これ用だったのか。

何となく、全体を、まばらに見ていた。特にバスケ部の奴らのとか探しながら。

その時_________

ドンッ

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