無声な私。無表情の君。
取り敢えず職員室へ向かった。
するとそこには何事もないかのように愛の姿があった。
この10分間ずっと職員室にいたのかっ!?
どんな用事だよ……。
凄いな……。
言い表せない安心感と、少しだけ汗をかいていることに気づく。
それにしても何もなくて良かった。
本気で心配した。
よく見ると配布物を持っていた。
貰いに行っててくれたのか。
「あ、ありがとう」
息がきれて声をだすのがつらい。
「それ、持つよ」
配布物を奪う。
迎えに来たふりをした。
本当は探してただけだけど。
「じゃあ、行こうか。体育館」
自分が過保護な事に恥ずかしさすら覚えた。
足がドンドン進む。
穴があったら入りたかった。
その後、体育館に戻って岡崎に茶化された。
そんでもって愛の紹介までさせられた。
本当、危なっかしい奴。
愛の自己紹介が終わったら、その場で解散。
いつもよりちょっとだけ早いけどたまにはいいな。
部長だから最後まで体育館に残っていた。
鍵の管理もあるし。
バスケ部の中で最後まで残っていたのは俺と愛。
岡崎はいつもなら一緒に帰ってくれる仲だが昨日からは愛と一緒に帰ってる。
アイツなりの配慮なんだろう。
感謝する。岡崎。
俺のたった1人の友達よ。
今度一緒に帰るのはいつなんだろうな……。
いつの間にか、ちょっとだけ切ない気持ちになっていた。
ごめんな。岡崎。
俺なんかの為に……。
するとそこには何事もないかのように愛の姿があった。
この10分間ずっと職員室にいたのかっ!?
どんな用事だよ……。
凄いな……。
言い表せない安心感と、少しだけ汗をかいていることに気づく。
それにしても何もなくて良かった。
本気で心配した。
よく見ると配布物を持っていた。
貰いに行っててくれたのか。
「あ、ありがとう」
息がきれて声をだすのがつらい。
「それ、持つよ」
配布物を奪う。
迎えに来たふりをした。
本当は探してただけだけど。
「じゃあ、行こうか。体育館」
自分が過保護な事に恥ずかしさすら覚えた。
足がドンドン進む。
穴があったら入りたかった。
その後、体育館に戻って岡崎に茶化された。
そんでもって愛の紹介までさせられた。
本当、危なっかしい奴。
愛の自己紹介が終わったら、その場で解散。
いつもよりちょっとだけ早いけどたまにはいいな。
部長だから最後まで体育館に残っていた。
鍵の管理もあるし。
バスケ部の中で最後まで残っていたのは俺と愛。
岡崎はいつもなら一緒に帰ってくれる仲だが昨日からは愛と一緒に帰ってる。
アイツなりの配慮なんだろう。
感謝する。岡崎。
俺のたった1人の友達よ。
今度一緒に帰るのはいつなんだろうな……。
いつの間にか、ちょっとだけ切ない気持ちになっていた。
ごめんな。岡崎。
俺なんかの為に……。