黒猫男子とツンデレ女子


いきなり腕を引っ張られた。

一樹が私を背中に隠した。

一樹の向こうに人影がいる。

「よぉ、久々だな。」

「久々っていつも見かけるけど」

「面と向かって話してねーだろ。」

え、この声、玲?

良かった、一樹が隠してくれて。
やるじゃん、ありがと。

「怜と一緒なんだ。」

ギクッ!!なんで分かるの。
曲がり角曲がった先に玲居たんだよね。
私そんな声のボリューム高い?

「玲はいいのかよ」

「一樹には関係ないでしょ。」

もー、何よ2人して!
こんな2人に巻き込まれたくない!

私はこっそり一樹の背中から離れた。

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