黒猫男子とツンデレ女子

あやとりはやめた。
これ以上私の心が傷付くだけだ。

「あれ、おかしいな」

出来てきたはずなのにだんだん隙間が開いてきた。

「不器用すぎ」

「うるさい!」

「貸して、」

「やだ!絶対出来るじゃん!」

これは私が手編みするんだ!
玲が作ったマフラーなんてかるちゃん嬉しくないもん!
< 83 / 256 >

この作品をシェア

pagetop