呪舎
一歩また一歩と
近づいていくと小さな箱が
露わとなっていく。


箱は錆びた釘がささっており
木も苔が生えてボロボロだ。

俺は少し潔癖性だったため
触りにくかった。


大「でも、死にたくないから…」

そうおもい小さな箱を
持ち上げて蓋を開けた。
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