夏の日の思い出
服を念入りに選び、お化粧をバッチリにした私は、約束した場所に行った。

(ちょっと早かったかな。)

約束した場所に着いた私は、携帯の時計を見ながら彼が来るのを待った。
でも、約束の時間が過ぎても彼は現れなかった。

(何かあったのかな?)

私は、少し心配して彼の携帯に電話をかけた。
しかし、返ってくる声は、留守電の声だった。
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