四葉のクローバーが散るとき…


私「叩いてごめんなさい。



  でも、私に触らないで。



  私とあなたは、


  もう離婚したのよ?




  あなたは、亜由美が好きなんでしょう?


  
  私よりも。もしかしたら、


  ただ私が嫌いなだけかもしれないけれど。




  あと、今月分のお金、


  返すわ。はい。



  あ、赤ちゃんは



  おろすし、



  私、もうあなたの事、



  嫌いだから…」




私は一気にしゃっべった。



嫌いだなんて嘘だよ。


でも、弘人のお荷物になるわけにも



いかないの…。
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