あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
2人で他愛無い会話をしながら、ワインを飲み、ワインの瓶がほぼ空になってきた頃…
「奈々さんと出会って、随分経つね。」
フッと蓮が懐かしそうに目を細めながら口を開いた。
「そうね…蓮が中学生の時だったから…。でも何年って数えたくないわ…。
それだけ自分が歳をとったって思い知らされるから。」
私が苦笑しながら言うと、蓮が私の顔をジーッッと見つめて人差指で私の頬をつつく。
「………………?」
なっ何なの??この行動は??
もしかして…蓮は酔ってるの??
「奈々さんは昔と変わらないよ。
今でも…凄くキレイだ。
見た目も心も…。
俺が落ち込んでいたから、飲もうって誘ってくれたんでしょ?
俺が辛くないように…一緒に居てくれようとしたんでしょ?」
蓮の澄んだ真っ黒な瞳に、私の姿が映り込む。