あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
「蓮は…ずっと…あることが原因で折れそうだった私の心を、ずっと支えてきてくれた…。
だけど…私は彼の事を考えず、自分の夢の実現のために、守ってきてくれた手を…繋いでくれていた手を…振り払うかのように旅立ってしまった…。
だから…ちゃんと食べているのか、眠っているのか、笑えているのか…心配だったんです。」
奈々さんに話しながら、声が震える。すると、私の頭をポンポンと優しく撫で、奈々さんが口を開いた。
「そうねぇ…。梨花ちゃんが旅立って間もなくはプライベートでもRENを無意識に演じて笑ってたわ。
泣きたいほどの寂しさを我慢して…家に帰りたくないほどに、あなたの温もりを求めてた…。」