あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~

「蓮さんがそれを言っちゃいますか…。」


呆れ顔で横山さんが言う。


「はっっ?何で??」


「奈々さん、蓮さんにずっと恋してるじゃないですか。奈々さんの蓮さんを見る視線…恋する乙女のラブビームですよ。

…まさか…知らなかったなんて言わせませんよ?」



「言わせませんって…しかもラブビームって…古っ!」


横山さんの言い回しに、思わず吹き出してしまう。



「奈々さんはモテない訳ではないです。

ただ…才色兼備だから高嶺の花過ぎて…周りが躊躇しちゃうんです。

今までだって交際を申し込まれたり、お見合いだってありましたよ。」



「そっかぁ…。でも…」


「でも?何ですか?男性の存在は感じなかった…と言いたいんですか?確かに…お付き合いには発展しなかったです。」



「・・・・・・・。」



「以前、社長と飲みに行った時に『ずっと心に閉じ込めたままの想い、そろそろ伝えたらどうですか?』って話した事があったんです。

そしたら奈々さん、『一度は伝えたわ。』って答えてくれました。」



横山さんが、その時の奈々さんとの会話を教えてくれた。



< 422 / 556 >

この作品をシェア

pagetop