あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
「ゴメンナサイ…。
それは止めてください…。」
一般人に写真なんて撮られたら、どんな形で流出するか分からない…。
必死でその場を立ち去ろうとするけれど、なかなか腕の拘束を解いてくれない、そのカップルを前に泣きそうになっていた。
すると…掴まれた腕にフワッと大きな手が乗せられた。
「彼女…嫌がってるじゃないですか。離してあげてください。」
そう言うと、その声の主はカップルを睨みつける。
「何だよ…写真くらい良いじゃないか!?」
男性の方が言うと、
「でも…彼女はそれが仕事でしょう?写真が欲しいなら、雑誌を買えばいいじゃないですか?」
そう言ってフワリと微笑む。
その彼の笑顔に渋々私の腕を離し、文句を言いながら、2人その場を去って行った。