泣いて笑ってまた泣く
2章 転校
新しい家は三階建てで昔住んでた家よりは新しく広かった。

特に三階は広くて窓が六個も着いていた。

出窓と上に開く窓。

特に出窓は気に入っていた。

涼しくて気持ち良かった。

そして私は愛子と一緒に街へ出て行くことにした。

しょうもない事を駄弁りながら歩いた。

始めて来た土地では2人で迷うかヒヤヒヤしていた。

「あ!あれ、学校ちゃう?」

愛子がそういった。

私は愛子が指差す先をみた。

指差す先には古そうな学校で校庭に埋められている木で校庭は見えなかった。

「そうやね」

「あっこの学校に通うのかな?」

「そうなんちゃう?」

愛子の言葉に適当に返事をする。

「もう行こう」

私はそう言って歩き出した。

そしたら妹も後ろから追いかけて来た。
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