君が私が貴方が。
昼休みが終わりに近づいた頃詩樹君が友達とかと教室に入ってきた。




サッカーをしているらしい。昼休みまで動く意味がわからん。




次は席替えとか言ってたな。まだ出席番号順だからか皆わくわくしていた。


私も観月も近くがいいねーとわくわくしていた。



先生が入って来て皆自分の席につく。



学級委員が挨拶をして先生が黒板に席と番号を書いていく。くじ引きか。



私は八番…男子のとなりか。



六列あるなかの右から三番目の一番後ろ。前は女子。観月に聞くと右から五番目の一番後ろから2番目らしい。通路は挟むが近かった。




三番目の列は四番目の列の人と机が近い誰かな?



とか思ってたら誰も引いていなく不登校の子らしかった。ラッキーとか思ったら



「あれ裕香。俺のうしろか。」




「そだねー」



詩樹君だった。最悪。
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