冷徹執事様はCEO!?
腹が減り、通りがかった中華屋にふらりと立ち寄る。
『勝負軒』という名前の小さな寂れた店だった。
店主と話していると、隣の女学生が突然話しかけて来る。
「ここのお店は餃子が絶品よ、お兄さん」
何だ?このガキ…
しかし、満面の笑みを浮かべて言うので思わず餃子を注文してしまう。
一口食べると確かにめちゃくちゃ美味かった。
「美味いな…」
思わずツイートしてしまうほど。
「でしょう?」
女学生は此方に振り向くと、得意気にニッコリと笑った。
聞こえてしまっていたようだ。バツが悪くて俺は顔を背けた。
会計をしようと席を立つと、さっきの女の子が食堂のおかみさんとレジの前で何やら揉めているようだ。
手にはブラックカードを握りしめていたのでギョっとする。
このガキ、何者なんだ?
ブラックカードを持ってても現金850円を持っていないらしい。
こんな店でカードを使おうなんて、きっと馬鹿なんだろうな。
さっきも補習が難しかった、なんて話を店のおっさんとしてたし。
挙句の果てに「ツケにする」と言いはじめた。
ああ…きっと、じゃない…馬鹿だ。
「…イヤ無理だろう」
思わず声に出して突っ込んでしまった。
女学生はきょとんとした顔でこちらを見ている。
「おばさん、一緒に払います。おいくらですか」
面倒臭いので2000円をおばさんに渡した。
『勝負軒』という名前の小さな寂れた店だった。
店主と話していると、隣の女学生が突然話しかけて来る。
「ここのお店は餃子が絶品よ、お兄さん」
何だ?このガキ…
しかし、満面の笑みを浮かべて言うので思わず餃子を注文してしまう。
一口食べると確かにめちゃくちゃ美味かった。
「美味いな…」
思わずツイートしてしまうほど。
「でしょう?」
女学生は此方に振り向くと、得意気にニッコリと笑った。
聞こえてしまっていたようだ。バツが悪くて俺は顔を背けた。
会計をしようと席を立つと、さっきの女の子が食堂のおかみさんとレジの前で何やら揉めているようだ。
手にはブラックカードを握りしめていたのでギョっとする。
このガキ、何者なんだ?
ブラックカードを持ってても現金850円を持っていないらしい。
こんな店でカードを使おうなんて、きっと馬鹿なんだろうな。
さっきも補習が難しかった、なんて話を店のおっさんとしてたし。
挙句の果てに「ツケにする」と言いはじめた。
ああ…きっと、じゃない…馬鹿だ。
「…イヤ無理だろう」
思わず声に出して突っ込んでしまった。
女学生はきょとんとした顔でこちらを見ている。
「おばさん、一緒に払います。おいくらですか」
面倒臭いので2000円をおばさんに渡した。