冷徹執事様はCEO!?
「愛してるよ、燁子」

稜が耳元で囁いた。

聞きたくて堪らなかった一言だけど、不意うちで言われるとこれ程の破壊力があるとは。

ドキドキして、息が止まりそうになる。頭が甘く痺れて、私はボウっとしてしまった。。

「やっぱり気持ち悪かったか?」

私が何も言わなかったので、不安になったのか稜は顔を除き込む。

私は首に手を回して引き寄せると、自分から唇を重ねた。

「私も愛してる」

稜は嬉しそうにニヤけている。いつものポーカーフェースも形無しだ。

「それと、今日なんだけど偶然にも」と言って、胸元を開けてチラリと中を見せた。

「赤のランジェリー」稜が目を輝かせて言うので、笑ってしまった。


「脱がせて頂戴、田中」

「畏まりました、燁子様」


うん、やっぱりこの感じ、悪くない。
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