君色〜キミイロ〜
「な…いきなりどうしたんですか!ね…寝不足で頭おかしくなっちゃったんじゃないですか!?」
「ぶはっ!違うよ。あまりにも可愛いから…」
「な…またそうやってからかっ……」
そんな言う暇もなく
橘さんは私の髪に優しく触れると
私にキスをした。
息をするのも忘れるくらい
橘さんに溺れそうになる。
ふと唇を離してまた私を見る。
すっごく優しい瞳…
ねぇその瞳には
私だけが映っててほしい。
橘さんは私を愛しそうな目で見つめる。
なんだか切なくて涙が出そう。
私は咄嗟に橘さんのシャツの袖を掴んだ。