君色〜キミイロ〜


「莉緒ちゃ…」


「大丈夫…!!」


私は腰を少し上げて橘さんの頬にキスをした。


「橘さんには…いつも笑っててほしい。
この気持ちは,私も一緒だよ?」


少し赤くなった橘さんは私をじっと見て,にこりと笑った。


「ありがとう。」


橘さんは私の手を握ったまま


さっきとは違う真剣な表情で


電話に出た。


「もしもし…?」



橘さんはいつもよりも低い鋭い声で話し出した。


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