君色〜キミイロ〜
「私…ツトムを裏切ってしまったから…もう許されるわけないって思ってた。」
私達は個室の前にあるテーブルの隅に座った。
周りにはたくさんの美人さんたちが楽しそうに会話をしている。
でも…私達2人の表情は
きっとめちゃくちゃ暗い。
「卒業フェスティバルの日が近づくたびに,いつもツトムに申し訳ない気持ちでいっぱいだった…」
美咲さんは下唇を噛みしめ
今にも泣き出しそうなのをこらえている。
「私…ツトムにほんとのことずっと言えずにいたから…」
「ほんとの…こと?」
美咲さんは,こくんと小さく頷く。