イケメン先生は危険男子でした!?
家を抜ける時はどうしようかとドキドキしたけれど、ここへ来て本当によかった。


そう思いながら安岡君からヘルメットを受け取る。


「送り迎えしてもらっちゃってごめんね」


「いいって。俺たちが強引に誘ったようなもんだし」


「それより、家大丈夫?」


杉田君に言われてあたしは「あっ」と、声をあげた。


そうだ。


出かける時にこそこそ出てきてしまったから、戻る時もこそこそ戻らなきゃいけないんだ。


「今、何時?」


そう聞くと、杉田君が携帯電話の画面を見せてくれた。


12時を過ぎている。


「うわっもうこんな時間なんだ……」


あたしはそう呟き、眉間にシワを寄せた。


こんな時間に戻った事がバレてしまったら、ただじゃすまされないかもしれない。


怒られる覚悟が必要だ。


「仕方ないよね……」


あたしは諦めてため息を吐き出す。


自分で判断して、やってまったことだもんね。
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