イケメン先生は危険男子でした!?
安岡君から受け取ったヘルメットをかぶった時、後ろから「詩」と、声をかけられてあたしは一瞬ビクッと体をはねた。


黒龍のメンバーの中であたしの名前を知っている人なんていたっけ?


そんなことを思いながら振り返る。


するとそこには柳本先生が立っていたのだ。


「せ、先生!?」


あたしは驚いて目を見開く。


先生は呆れな表情であたしを見つめる。


「お前な、なんでこんなところにいるんだよ」


「な……なんでって……」


素直に話すと安岡君と杉田君が怒られてしまう。


そう思い、口ごもる。


するとあたしの隣から杉田君が「すみません! 俺が呼びました!」と、言ったのだ。


「お前、こんな場所に詩を連れてくるんじゃねぇよ」


先生の表情が険しくなる。


「で、でも! 最終的には自分の意思で来たの!」


と、あたしは慌てて口をはさむ。
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