イケメン先生は危険男子でした!?
3人の男たちは怪訝そうな顔を浮かべて、あたしたちの前の前までやってくる。


ジロジロとなめ回すようにあたしたちを見つめて「知らねぇ顔だな」と、1人が言った。


その声は低く、明らかにあたしたちを威嚇している。


しかし悠真は物辞せず、「お前らに話がある」と、さっそく本題を切りだした。


「あ、お前……」


従業員の1人がハッとした表情を浮かべて、悠真を指差す。


「やっとわかったか」


悠真はそう言い、ニヤリと笑う。


なに?


この人たちと悠真って知り合いなの?


「こいつ、【黒龍】の柳本だ!」


悠真の正体に気が付いた男が声を上げる。


瞬間、他の2人は険しい表情で悠真を取り囲んだ。


「へぇ? 隣街の総長さんが、俺らに何か用事か?」


どうやら、【黒龍】というチームは随分と有名らしい。


だから、この人たちは悠真に見覚えがあったのだ。
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