イケメン先生は危険男子でした!?
それでも素直に謝るつもりなんてこれっぽっちもないみたいだ。


男は胸ポケットから葉巻を一本取り出して、それに火を付けた。


煙が天井へと登って行く。


「あんたの息子はどこにいる?」


「知らねぇよ。俺には関係ねぇ」


壁に寄りかかり、めんどくさそうに返事をする男。


自分の子供がしていることに興味を持っていない様子だ。


「あんたに関係なくても、俺には関係あんだよ」


悠真がそう言い、男に一歩近づく。


「【黒龍】の総長が、ガキの喧嘩に右往左往しててどうするんだ。お前はガキを束ねる程度で終わる人間じゃねぇだろ?」


男はそう言い悠真の肩に手を伸ばす。


悠真はその手を振りはらった。


ここからじゃ悠真の表情は見えないけれど、いつもと違う雰囲気を感じてあたしは自然とソファから立ち上がっていた。
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